とある異形の少女のおはなし
※ごましおワールド全開!(中二病注意!)※
ある所に青い髪の毛の素敵な女の子がいました。
ですが、女の子は孤児でした。
名前はソラと言いました。
両親は貧乏で、産んでしまったソラを育てることができず、荒れた町にソラを残し、
どこか遠くへ行ってしまいました。
独り残されたソラは、幼いながら手先がとても器用で、
拾った針と糸で服を作って着ていました。
素材が無かったので、一着しか作れませんでしたが。
そんなある時、ソラは4人のガラの悪い男に路地に追い込まれました。
「おいおい、こんな可愛い子が独りでこんなことにいるぞぉ?」
「なんだこいつ!きったねーwww綺麗にしてやっかwww」
「可哀想に、ブルブル震えてやがるぜwwウェヒヒww」
「俺たちで可愛がってやろうぜwww」
・・・
ソラが我に返った時、目の前に男たちが血を流して倒れていました。
所々痣やかすり傷、切り傷などがありました。
中には前歯が数本無くなっている人もいました。皆ソラの”脚”にやられたのです。
ソラは、男たちが血を流して倒れている事、それは自分がやったことだと言う事、
全てが怖くなりました。
本当はこんなことしようなんて思ってもいませんでした。
でも、自分の身を守るためには仕方のなかったことなのかもしれません。
ソラは、生まれながらにして相当の脚力を持っていたようです。
16歳になったソラ。
犬に噛まれて死にました。
おしまい。